穏やかな年明け、山へ初詣に出掛けた。奥多摩大岳山の山頂直下の大岳山神社。
すでに登頂から1ヶ月が過ぎ、正月ですらないがやっとまとまったのでうp。
アクセスは元旦も運行の新宿発「ホリデー快速おくたま+あきがわ」を利用(拝島まで連結で向かい拝島から武蔵五日市行きと奥多摩行きに分かれる)。
当初武蔵五日市からバスで登山口へ向かい大岳山から稜線歩いて御岳山へと思ったが、鉄道とバスの接続が悪すぎて無駄にロスするので逆コースである御岳山から大岳山へ向かう逆コースにした。
スマホのGPSトラッカーが不調でトラックを記録できなかったのでカシミールでトラックを作成して歩程を作成。どうもバグだったみたい。
GPSロガーなどの専用機に比べてその点がマイナス。利用前に充電だけでなくアップデートと試運転が必要ということか。
そんなでケーブルカーの終点からのスタートで作成。
「ホリデー快速おくたま」は空いていたものの、元旦だけあってJR御嶽駅からのバスは参拝客で結構混んでいた。ケーブルカーも当然一杯だった。
券売機で乗車券を買ったが、pasmo、Suicaでもそのまま入場できるとわかった。金額は現金と同じ¥590。
ケーブルを降りると広場になっていて東側に展望がある。スカイツリー、筑波山、東京タワー(肉眼では厳しい、デジカメで帰宅後確認)を遠望できる。夜景もきっときれいだろうな。
御嶽神社参拝後、初詣客と別れ行動開始。最初は樹林帯が続く。鎖場まであった。奥の院をすぎると日差しの優しい登山路が続き快適である。頭の上でカサカサ音がするので見上げるとアオゲラ。人間には届かない高さなので平然と木をつつき続ける。背中の画像しか撮れなかったけど。枯れた水場みたいなのがあったがこの水どこから来るのだろう?
そのうち大岳山荘跡を左下に見つつ大嶽神社の参道に着く。オオカミの狛犬が迎えてくれる。大嶽神社の護符は大口真神、
オオカミの神格化である。奥多摩、奥武蔵秩父方面にオオカミの護符の神社が結構あると聞く。
さいたま川の博物館で「ニホンオオカミ展」があった(後で知って図録購入)ようで、多くの護符が載っていた。オオカミの護符集めなんて楽しいかな。
大岳山は南側の眺望がいいと聞いており富士山見えたら嬉しいなとワクワクドキドキしながら到着。
富士山を正面に見る好ロケーション。南(左側)は丹沢大山、北側(右側)は御前山まで判別化(自分にとってわかりやすいだけだけど)。
2等三角点。道標の裏にパノラマ写真に山名が記載されていて山の同定に使えた。作ってくれた人ありがとう。
過去の奥多摩登山で展望や山名を気にしたことなくて今回はじめてチェックした。富士山前面の山はあまり目指したこともないので
いまいちピンとこない、いつか今度の目的地になることを楽しみにする。
結構山頂に粘っていたがもっとずっとここにいたかったがキリがないので下山開始。
はじめての山なので下山口もいくらか悩んだ。心地よさそうな尾根なのでそのまま尾根を下っても良かったが、大嶽神社(下社?)で参拝を考慮して白倉へ降りることにした。奥多摩詳細地図で分岐から下りは1:20とありひたすらの下りでつらそうかなと思ったが、50分ほどで下山となった。登山口から車道へ出てすぐに大嶽神社はあった。オオカミの護符はやはりここにあった。元旦山越え初詣は快適に下山でき良い新年を迎えられたと思う。
冒頭で述べたようにGPSが使えなかったので画像のexIFからおおよそのコースタイムを記録しておこうと思う。
白倉停留所発のバスは間隔が1時間以上あるので乗り損なうと大変なのだがうまい具合に停留所で10分待ちぐらいで乗れたのでラッキーであった。